Interview

自然相手だからこそ学びと好奇心が尽きない仕事

育種部
寺田 智彦

寺田さん
入社のきっかけは?
 私が中学生の際に某種苗メーカーさんを訪問する機会がありました。当時は「育種」という言葉は知りませんでしたが、世の中にはこんな仕事があるのかと農業と育種に興味を持ちました。その後大学で育種学を専攻し、学んだ知識を活かせる種苗メーカーに就職したいと思い、ご縁があり野崎採種場に入社しました。
主な仕事内容は何ですか?
 販売品種とそれらに対する新品種の特性の調査、新品種の作出に欠かせない親系統の育成・維持、種子の品質検査が育種部の主な仕事です。とはいっても少人数の会社なので、これら以外の仕事も任されることもあります。部署に縛られず色々な仕事をこなすのは大変ですが学べることも多いと感じています。
野崎採種場はどんな会社?
 種苗業界内においても大きな会社ではありませんが、社員全員が良い品種・良い種子を農家さんに届けようという意識を持った会社だと思います。少人数の会社だからこそ、お互いの仕事を支えあって乗り越えようという雰囲気があると思います。またブリーダーとしては、たとえ自社品種であっても、おすすめできなければ推奨せず他社品種を提案するなど農家さんに寄り添った仕事を行っているという自負があります。

新入社員へメッセージ

Message

野崎採種場に興味を持ってくださり
ありがとうございます。
研究職と聞くと何だか敷居が高そう,
専門的で難しそうと感じる方も
いらっしゃるかと思います。
しかし自然相手の農業現場で実際に起こることは
教科書などに載っていないことの方が
多いと思います。
私も育種学を専攻していましたが、
入社してから現場で学んだことの方が多く、
最近ようやく入口が見えてきたかなと
感じているところです。
育種に興味がある方なら「新しい品種を作って
困っている農家さんの力になりたい」という方も、
「自分の作った品種で市場を席巻したい」
という方も大歓迎です。
一緒に学びながらより良い品種を作りましょう。

研究の様子

社員の声

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